スポーツジム再開と自粛警察と日本人と俺の休日

休日。

俺の職場のゴールデンウィークはカレンダー通りで、5日休んで2日仕事行って、また2日休むといった状況でなかなかリズムに乗り切れない。

そして、世の中は「コロナ自粛」の真っただ中。

「休め」と言われても、既に在宅勤務で週に何日かは家に居るし、ますます感覚が狂ってしまう。

そんな日曜日の午前、俺は子供たち(小4♂と4歳♀)と家でくつろいでいた。

いや、くつろいでいたというより「だらけていた」が正解だろう。

小4♂がニンテンドースイッチにはまり、4歳♀はアイパッドの動画に夢中で、俺はスマホでダラダラとネットサーフィンをしまくっていた。

別に何か目的があって検索する訳ではなく、ゲームや漫画アプリを起動させる訳でもなく、ただ何気なくネットサーファーを気取っていたところ、とあるローカル記事が目についた。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う休業要請が解除された宮城県で、スポーツジムが感染対策を徹底して営業を再開し始めた。飲食店など再開店舗へ嫌がらせをする「自粛警察」という言葉がインターネット上を飛び交う世情の中、ひっそりと会員を迎え入れる。

「休業前は『何でまだ開けているんだ』と電話があり、再開したら『何でもう開けたんだ』と。宣伝すると嫌がらせを受けてしまう」

県内で店舗を展開するスポーツジムの広報担当者はやりきれない様子で現状を語る。会員は再開を喜んでくれるが、そうでない一部の人たちからは非難する声が届く

俺のブログ内容に沿うような話題だったためか、たまたま目に付いたんだ。

俺ん家の近所にも大手のスポーツジムがあるが、こちらもずうっと休業している状態だ。

スポーツジムに限らず、現在の状況においては、あらゆる客商売(特に飲食や対人サービス系)において、ただただ営業しているだけで批判の矛先となる。

そして、店側にとっては補償が不透明な中、何としてでも営業しないと、自身が生きていけるかの瀬戸際なのである。

本来、スポーツジムは書き入れ時

ゴールデンウィーク明けから梅雨時にかけて、本来、スポーツジムは書き入れ時なはずである。

※ちなみに「かきいれどき」を変換したら「書き入れ時」と出て、へぇ~こういう字を書くんだぁと思ってしまった。

「書入れ時」とは?

書き入れ時は、商売で売れ行きが良い時には、取引の数字などを帳簿に書き入れることが多くなることから、「書き入れ時」というようになった。 お客や儲けをかき集めるという意味の連想からか、「掻き入れ時」と表記されることもあるが間違いである。引用元:http://gogen-allguide.com/ka/kakiiredoki.html

 

と、いうことらしい。まあ、今回のテーマにはあまり関係ないが。

さて、なぜ今が「書き入れ時」なのか。

それは次の理由による。

・ゴールデンウィークが明けて生活のリズムや収入面の水準が確認できたことにより、「ジム通い」への一歩を踏み出す!

・服装的にもイベント(海やプール)的にも露出が増えてくる季節のため、「ジム通い」で魅力的な肉体へ!

・ジメジメとした梅雨の時期は、屋内で効率的かつ効果的なトレーニングをするための「ジム通い」でリフレッシュ!

といったところだ。

こうしたことが毎年の通例であり、さらに今年はなんといっても、

オリンピック特需!!

があったはずの年なのである。

3~4か月前までは、どのスポーツジムも、

空前の、

史上最大の、

今世紀まれに見るレベルの、

売上・利益を計上する予定だったはずが、ましてや一月を通じて、

売上ゼロ。。。

の可能性など、どこの誰が予測できていただろうか。

スポーツジム再開への厳しい声

なんかスポーツジムって、本当に今回のコロナウイルス感染症と相性が悪いというか、衛生面での管理が難しいなあって思った。

国や各自治体が提唱している

「3密(密閉・密集・密接)」

の回避って、絶対ムリでしょ・・・。

だって、そもそも季節や天候、時間帯に左右されないでトレーニングできることを売りにしている訳だから、相応の「密閉空間」は必要だし。

そして、エアロビクスやボクササイズとかの各種プログラムを行う場合はマンツーマンでもない限り「密集」は避けられないし。

さらには、トレーナーはただボーっと突っ立ってる訳ではなく、各種プログラムのサポートをしたりマシンの使用法の説明をしたりとかで、「密接」も致しかたない。

当たり前だけど、悪気は無いんだ。

ジム側からしたら、そういう空間を演出することを通じて、最大限のサービスを提供している訳だし、利用する側だって、そうした前提を受け入れる中で、楽しみながら、かつ真剣にトレーニングに励んでいる訳だから。

でも、やっぱり状況が悪かった。

やっぱなんだかんだ言って、ジムはシニア層の利用の仕方がひどい。ずっとべちゃくちゃしゃべってるし、耳が遠いもんだからお互い声でかいし、マット拭けって言っても拭かないし、冷水器でのうがいは後を絶たないし、これまでこういうのが日常的に苦情としてジムに上がっているのに、ジムの方も注意できていないし、「マナー向上を強化します」の一点張りで、改善してこなかったいう今までの落ち度もあったと思う。トイレなんてそのシューズのまま行って、スタジオに入って、スタジオではみんな寝転んでさ。トイレスリッパ用意しても、特にシニアなんか履き替えないし。女性専用ジムがあるけど、シニア専用ジムでも作って区別して欲しいですね。(引用元:ヤフーコメント)
感染対策の中に、井戸端会議化の阻止も入れて欲しい。近所のジムは暇な高齢者が集まり、開店前には列を作り、中では休憩用のベンチで何時間も話し込み、注意されたらそのまま集団で横のスーパーやカフェに移動。営業再開=元の生活に戻っていいと思う人が多いから、気をつけて欲しい。(引用元:ヤフーコメント)

おおお。。。

とりあえず2つの意見を紹介したが、高齢者への風当たりがなかなかに厳しい様子。

確かに俺もスポーツジムに通っていたことがあるが(ほとんどの期間が幽霊会員)、まあジム通いの高齢者の特徴をそれなりに表しているとは思う。

でも、たぶん日本人はマジメなんだ

たぶんね。

無責任かも知れないけど、ジム再開してもある程度は何とかなると思うんだ。

やっぱり、ニュースやワイドショーとかでは、視聴者の目を引かせるために「自粛ムードに逆らう人々」を何となく取り上げているけど、日本人の大半はマジメ。

だから、当然、何の制約も無いと、くっちゃべって、マットには汗かきっぱなしで、冷水器でうがいしまくりかも知れないけど、世の中がこういうムードになると、高齢者も若者も結構、自分の行動を正すんだよね。

まあ、一部は正さない人もいたり、もう一方で正し過ぎな人もいるんだけど。。。

なんか淡い期待を述べているようだけど、実際に、「仏頂面した高齢者」や「反骨心を前面に押し出した若者」が、

・コンビニとかで2mぐらい空けて並んでいる

・店に入る前にきちんと消毒液で手をヌリヌリする

・そもそもあんまり出歩いていない

っていうのを肌で感じると、ここまで危機的な状況下になると、ほとんどの日本人ってやっぱり決められたルールを守るんだなって思った。

だから、正直、「自粛警察」ってやり過ぎ感のほうが強いと思う。

まあ、人間がいくら自分たちで決めたルールを守ったところで、コロナウイルスがそのルールを一緒になって守ってくれる訳じゃないんだけどね。

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